はじめまして。
当院は「メンタルクリニック」ではなく、「ストレスクリニック」といたしました。
私は精神科医として16年、様々な精神疾患の治療を続ける中で、ストレスへの対処がいかに重要か日々実感して参りました。

ストレスは病気と違い、誰もが経験し、人それぞれの基準やライフサイクルを反映しています。お元気な方にも不眠や身体的不調を引き起こし、精神疾患を治療中の方にはご病状を悪化させてしまうものです。

ストレスへの対処は、精神科で難治例とされた患者様にとって回復のきっかけとなる場合もございます。治療中の疾患がある方も、不眠だけにお悩みの方も、どなたでもお気軽にご来院ください。

皆様が日常生活において余裕やゆとりを実感しているだろうか、人に期待されることで内心重圧を感じていないだろうか、成功の陰で心身に無理をきたしていないだろうか、このような見落とされがちな視点も大切にしていきたいと思っております。

誰もが気軽にご利用でき、待ち時間なくゆったりと話ができるクリニックとなるよう努めて参ります。宜しくお願い申し上げます。

広尾ストレスクリニック 院長　財津 康司
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【 略 歴 】
1976年 大分県生まれ
2001年 大分大学医学部卒業
2001年 帝京大学医学部附属病院 精神神経科
2003年 医療法人欣助会 吉祥寺病院
2005年 医療法人寿康会 相模病院
2017年 広尾ストレスクリニック開院

※精神科産業医としての活動
2017年1月現在、外資系企業、医薬品企業、広告・出版企業、IT系企業、運送・物流系企業等、21社(24事業所)様と契約中。
社員様向けの講演、復職支援、メンタルヘルス相談、過重労働面談等を行なっております。
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【 資 格 】
日本精神神経学会専門医、指導医
臨床心理士
精神保健指定医
日本医師会認定産業医
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【 所 属 学 会 】
日本精神神経学会
日本心理臨床学会


【医師としての歩み】
医学部卒業後、精神神経科に入局。研修医として２年間、大学病院で精神医学の基礎的な診断学、治療学を学ぶ。内科と救急救命センターにも半年間出向し、臨床研修を受ける。
その後吉祥寺病院へ赴任、主に統合失調症の急性期治療やリハビリテーションを担当。病院勤務のかたわら小寺記念精神分析研究財団主催の精神分析セミナーに４年間通い、精神分析の理論と実践を学び、スーパーヴィジョンも経験。平成17年に論文「脳波異常と幻覚妄想状態を呈した脳梁欠損症の１例」を雑誌「精神医学」に発表。また非常勤医師として、メンタルクリニックでの診療も行うようになり、ストレスや不眠に悩まれる方とも多数面談。相模病院では統合失調症だけでなく、うつ病や躁うつ病、適応障害、パニック障害、強迫性障害、摂食障害、広汎性発達障害、パーソナリティ障害、身体表現性障害、認知症、高次脳機能障害、薬物依存症など精神疾患全般の治療に携わり、特に難治性で長期入院の患者様の治療に従事した。さらに、精神保健指定医としての措置入院の鑑定業務、相模原市嘱託医としての精神保険相談も担当。
カウンセリング分野については、H23年に臨床心理士資格を取得し、各種研修会にも積極的に参加している。
産業医資格はH21年取得。精神科産業医として、企業内におけるメンタルヘルスのセルフケアやラインケアに力を入れている。

診察は初診30分を確保しておりますので、ご自身のペースでゆっくりとご相談頂けます。
これまでの経緯、来院の目的等、些細なことでも遠慮なくお話しください。
問診票のご記入がございますので、診察の10分前までにご来院ください。

～ 当院のホスピタリティ ～
当院は、「病院受診のために半日や一日潰れてしまうのがもったいない」
「病院にいることを忘れてしまうようなプライベート感のある待合室がいい」
などのご要望に応えられるような診療設定にしております。

● 当院の特徴
（1）混雑しない待合室
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当院は、予約制外来です。予約時間に沿って進行するため、早めに待合室で待機する必要はございません。
待合室が混雑したり、他の方と長時間お待ちいただくことがないよう配慮致しました。

（2）声漏れしにくい診察室
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当院の診察室は、声漏れを防ぐため壁には遮音性の高い建材を採用し、音を37db軽減できる防音ドアを完備致しました。周りの人を気にせず、リラックスしてお話しください。

（3）話しやすさ、相談しやすさ
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従来の診察室のような医師の近くで丸椅子に座る形式をやめ、当院では幅105cmの対面式のテーブルを導入致しました。
診察室特有の圧迫感をなくし、程よい距離感を確保しております。
また、テーブル中央にはコンセントタップをご用意しており、Wi-Fiもご利用可能です。
パソコンやタブレットをお持ち込み頂き、情報を整理しながら効率的に面談を受けることも可能です。是非ご活用ください。

【ストレス相談】
当院では、病気の診断・治療だけでなく、日々変化していくストレスや不安を重視して参ります。
職場や家庭での具体的な状況を、思いついた順番でご自由にお話しください。
一人一人のお気持ちや期待に寄り添いながら、ストレスへの内省を深めることができればと思っております。

【負担の少ない診療】
・当院は、お薬の変更がなく状態が安定している方には、30日分程度のお薬を処方しております。
月に何度も受診する手間を避け、安価に、かつ診察時刻指定の再診であれば、待ち時間もないように徹底致します。
受診される皆様にとって、通院が負担にならないよう心掛けて参ります。

・診察においても、否定的で断定的な表現は避け、わかりやすく、心地よい表現となるよう配慮致します。

・医師の意見に対する反論や、客観的なデータの持ち込みも大歓迎です。
そのために診察室にはパソコンを使用しやすい環境にし、医師と一定の距離のある診察テーブルを導入致しました。

・もし治療内容についてご心配されているご家族がいらっしゃいましたら、是非ご同席ください。
まずはご本人様と医師のみでお話させていただき、ご本人様のタイミングでご同席の診察をしましょう。

・当院から転院なさる場合は、遠慮なく紹介状をご希望ください。事前にご連絡いただければ、診察を受けずにお渡しすることも可能です。

・薬物療法についても、治療効果より、危険な副作用がないことを最優先致します。
また無理に投薬を勧めるようなこともございません。ご自身に合ったお薬、ストレス対策を見つけられればと思っております。