「かおり」では友達同士、家族、保育者などの関わりの中で、人と人とのふれあいを最優先で大切にしています。
　人への優しい思いやりの心を育み、喧嘩をしても、それを回復できるだけの信頼関係を深めることができるように。楽しいだけのイベント的な保育ではなく、自分にできることできないことを知り、友達との違いを受け止め、すべてのことが思い通りにはならないことや我慢をすることを通しながら、成功したときの更に深い喜びと充実感を得て成長していくことを大切にしています。
　それは普段のなにげない遊びの中で学んで行くものです。その空間と時間を創造し、優しく見守るのが「かおりの保育」です。


※園のあゆみ

　1974年12月、宣教師のマットムラ師とフレッドルドン師が、この北広島の地に宣教開拓の鍬をおろし、1976年7月4日に、北広島福音キリスト教会が若葉町に建てられました。そして、翌年の1977年11月、北広島福音キリスト教会の支援のもとにキリスト教保育の幼稚園「北広島かおり幼稚園」が創設され、1978年4月10日に開園されました。

　創設されてからの30余年、以来、一貫してキリスト教信仰に基づく保育理念をもって毎日の保育が営まれています。保育者も園児も共に主イエス・キリストの大きな愛に包まれ、毎日のお祈り、聖書のお話、賛美歌を通して、感謝と思いやりと心に豊かな人へと育てられております。

　ひとり一人の個性を尊重し、自分と同じように隣のお友達もかけがえのない大切な一人であることを心と体と魂に、切に切に伝えていく保育を守り、命の尊さをみなさんと共に考えながら、心から一人ひとりを愛し、可愛がる保育の道を歩みつづけます。

あかちゃんは生まれてからどんどん成長していきますね。
生後1ヵ月、3ヶ月、6ヶ月。
それぞれの時期にあった成長があります。
あかちゃんはほんの数ヶ月の間でも心と体が人として生きていくために必要なことを
どんどん身につけて大きくなります。
様々な教育方法が多くあるこの時代、どんな教育をすれば良いのか？早期教育が全てに良いのか？その子にその教育があっているのか？
不安になったり、焦ったり…
0歳から幼児期までは、心と体が十分に時間をかけて ゆっくりと大きくなっていくことが大切だと考えます。
知識も体力も大きくなってからの訓練で間に合いますが、幼児期の心や感性の豊かさ、経験は この時期でなければ成長できない部分があります。
人と人との心の通い合い、守られている安心などを感じながら 互いに私たち大人も共に大きく豊かになって行きましょう。