皆さまには、日頃より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
当行の主要営業地域である千葉県及びその周辺地域では、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて圏央道などの交通インフラ整備や大型商業・物流施設の開発が進展しており、雇用情勢の回復や人口増加が見られます。
その一方で、世界経済の不確実性や日本銀行のマイナス金利政策など、我々金融機関を取り巻く環境は一層厳しさを増しています。

このような環境において、当行は「攻め」の姿勢を貫き、地域のリーディングバンクとして、「地方創生」への積極的な貢献や、事業性評価に基づく取引先企業の本業支援、お客さまの立場に立ったコンサルティング営業を実践しております。
また、「千葉・武蔵野アライアンス」や「TSUBASAアライアンス」などの連携の枠組みをつうじて、千葉県を中心とした地域のお客さまに先進的で利便性の高いサービスを提供してまいります。
これらに加え、ダイバーシティを一層推進することで組織の活性化を図り、お客さまニーズの多様化や社会の変化に柔軟に対応することにより、地域のお客さまに最高の満足と感動を提供する「リテール・ベストバンク」グループを実現してまいります。

今年度は、平成26年4月よりスタートした第12次中期経営計画「ベストバンク2020～価値創造の3年」における最終年度となります。
グループ全役職員が「お客さま第一主義」を徹底し、全てのステークホルダーの皆さまのご期待にお応えできるよう最大限の努力を尽くしてまいります。
これからも一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

平成28年4月　取締役頭取　佐久間 英利

千葉銀行は、千葉県を主要な営業基盤とする地方銀行で、昭和18年3月に千葉合同銀行・小見川農商銀行・第九十八銀行が合併して誕生しました。
千葉県の成長とともに、当行も成長を続け、預金残高10兆9,669億円、貸出金残高は8兆9,943億円は共に我が国地方銀行で第2位の規模となっております。（平成28年9月30日現在）

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千葉県に160店舗を有しているほか、東京都に13店舗、埼玉県に3店舗、茨城県に3店舗、大阪府に1店舗を有しております。
海外では、ニューヨーク、香港、ロンドンの3都市に支店を有しているほか、上海、シンガポール、バンコクに駐在員事務所を設置し、お客さまの海外進出のサポートや、お客さまへの現地情報の提供など行っております。

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また、千葉県内を中心に、お客さまの金融商品への投資ニーズに対応する総合証券会社「ちばぎん証券」をはじめ、13のグループ会社を有しております。

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千葉銀行グループは、「リテール・ベストバンク」グループとして質の高い金融サービスを提供することにより、お客さまの満足度のさらなる向上を目指し、努力を続けてまいります。