当クリニックでは、主に小児若年者の慢性疾患を中心に、完全予約制で土日も診療しています。

最新の検査機械の導入により、早くて正確な検査が実現しました。
これは、検査の待ち時間を短縮し、少しでも負担を軽くするためです。
高校生、若年の患者さんが通いやすいように土日も受診できるようにしています。
また、佐賀駅南口という場所を選んだのも、子ども達が安全に自分で通院できるという理由からです。

院内は、わざと掲示物を少なくしています。自閉症やADHD（注意欠如多動症）の子ども達だけでなく定形発達の子も、視覚や聴覚の刺激に過敏なことが多いです。
壁に貼ったポスターで視覚的に落ち着かなくなったり、大きな音が過剰な刺激になるので、当クリニックでは、「おだやかに接し、話しかけるよりしっかり聞く」ということをスタッフにも指導しています。

当クリニックは、女性スタッフが多いクリニックです。
話しやすい雰囲気を作り、頑張ってきた患者さんを“ほめる”ことで、お薬だけの治療より大きな効果を出すことができるんですよ。「おだやかに、同じ高さの目線で話を聞く」ということができるスタッフが勤務しております。

　院長 久野 建夫

― 小児、若年者の慢性疾患(糖尿病など)の専門医 ―
長い治療を頑張る患者さんへ「わかってくれる医療」を提供いたします。

◆成長ホルモン検査
当クリニックでは、「低身長」の患者さんに対して成長ホルモンの分泌検査をしています。
成長ホルモンは、夜間寝ている時に出ますので、分泌されているかを調べるためには「負荷試験」を行います。
当院では、土日に負荷検査をし、45分で結果が分かる機械を導入しているので、その日のうちに結果をご説明でき、その後の検討に進んでいけます。
検査結果がスピーディーに分かることで、ご説明も速やかに行えますし、お薬の院内処方をしておりますので、時間の負担も軽くなるようにしています。

◆内分泌疾患糖尿病治療
糖尿病には1型と2型があり、日本では2型が大多数を占めます。
1,000万人といわれる糖尿病患者のうち、1型は10万人程度ですが、15歳未満の子どもでは、1型と2型は半々で、10歳未満ではほとんどが1型です。小児期に発症する糖尿病は、1型が多いです。
激しいスポーツなどにより低血糖を起こす方もいますので、ライフスタイルに合わせたインスリン投与のアドバイスを行っています。

◆発達支援ユニット
学習や生活での困難を抱えた方に知能発達検査、認知機能検査を行い、結果に基づいて適切な支援を提案します。

◆障害児・者往診
重度障害児・者には主治医の先生と連携をとり往診を行います。学校との連携も可能です。

◆がん治療栄養食事指導
入院日数も短縮される傾向にある中で、自宅療養されている患者さんにとって日々の食事が大切になります。
専門的な指導の必要性を感じた事から佐賀駅南クリニックでは、予約制でがん患者さんへの栄養指導を始めました。
入院中は、病院の管理栄養士に相談できますが、在宅療養の方は献立や栄養面などなかなか相談しづらいという現状があります。気軽に相談いただければ、という思いで栄養食事指導をしています。

◎内分泌疾患糖尿病治療
・土日でも成長ホルモン分泌負荷試験を行うことができ、即日結果を出します。
・低身長成長ホルモン療法の適否を判断し、適当な場合に治療の提案を行います。

◎発達支援ユニット
・重度障害児には主治医の先生と連携をとり往診を行います。学校との連携も可能です。
・学習や生活での困難を抱えた方に知能検査（WISC、K－ABCなど）を行い、結果に基づいて適切な支援を提案します。

◎がん治療栄養食事指導(管理栄養士　久野一恵)
・がん治療中の方に、主治医の先生と連携をとりながら栄養食事指導を行います。