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明治43年、先々代 篭谷 実 が創業。
建築業と建具業の2本立ての篭谷組として、戦前・戦後に幾多の足跡を残している。
昭和37年 7月27日、先代 篭谷 歳一 が建具業を分離独立し、大栄工業有限会社を設立。
昭和45年 9月に、先代を引き継ぎ 篭谷 泰三 が三代目として代表取締役に就任。
新たに土木工事業・建築業等に参入し、総合建設業として一歩一歩あゆみ、
昭和53年 12月19日、大栄工業株式会社に組織変更。現在に至る。
NEXCO西日本高速道路株式会社関係の受注を多く受けていたが、近年の競争激化の中、
小さいながら足元のしっかりした地域に根差した会社をめざし、建物の補修・リフォーム等に力を入れている。
この厳しい時代における会社の発展の為、技術的にも得意分野を持った会社にすることが目標であり、
4代目 篭谷 俊毅 が現在奮闘中。
不動産業の拡充や、顧客目線のリフォーム、太陽光設備関係事業等を手掛けている。

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● 住む人の声に耳を傾ける、それが大事なこと。
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自社物件の運営でオーナー感覚を磨いています。
毎日の暮らしだからこそ、住む人には想いがあります。
それを直接受け取ることが、大栄工業の成長のモトになっています。そこで学んだ一つの教訓があります

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● 少しずつの補修工事より、一気に改修工事を実施せよ！
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賃貸のオーナーであれば誰しも、入居率をあげたい反面、できるだけコスト安で補修工事を行いたいので、
部分的に少しずつ直す傾向があります。しかし、そこに落とし穴があるのです。
かくいう私も、手痛い失敗をした一人でした。
何度も繰り返しますが、入居率をあげる一番の方法は、入居したい部屋にしてあげることです。
しかし古くなったものを部分的補修でごまかそうとしても、お客様にすぐに見破られ入居されなくなります。

そのため、なかなか入居者が決定しなくなり、最終的には、もう一度その場所をきれいに改修することになってします。
しかも、改修にかかる費用以上に、その部屋の空きが続き、それによる損失も大きくなります。
お客様があまり入っていない物件は、明るさや、賑わいがなくなり、魅力がない物件にもなりがちです。
ですから、浴室や洗面所などの同一目的で使用する場所は、同時に直すことをお勧めします。
結果的に、改修工事での作業の手戻りもなく、後で後悔することが少なくなるのではないでしょうか？