ヤサカコウシンドウ

八坂庚申堂

庚申信仰発祥の地 日本三庚申
寺院
  • 仏教寺院
エリア
京都府京都市東山区
最寄り駅
京阪電気鉄道京阪本線 清水五条駅 から徒歩約20分
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八坂庚申の由緒
当山は大黒山金剛寺庚申堂と号し、大阪四天王寺庚申堂、東京入谷庚申堂(現存せず)と並び日本三庚申の一つで、
御本尊青面金剛は飛鳥時代に中国大陸より渡来した秦河勝により秦氏の守り本尊としておまつりされました。
平安時代、当代随一の験者であった浄蔵貴所が、すべての人々がお参りできるよう、八坂の地に当寺を建立しました。
いまから1,000年以上も昔のことです。以後、日本最初の庚申信仰の霊場として信仰を集めてまいりました。
現在の本堂は江戸時代・延宝六年(1679年)の再建です。
庚申とは?
庚申とは干支(えと) 即ち、庚(かのえ)申(さる)の日を意味し、この夜に人間の体の中にいる三尸の虫が、
寝ている間に体から脱け出して、天帝にその人間の行った悪行を告げ口に行く。
天帝は寿命を司る神であるから、悪いことをした人に罰として寿命を縮める。
ところが、三尸の虫は、人間が寝ている間にしか体から脱け出ることができないので、
庚申日は、徹夜をする、これを庚申待ちという。
この庚申待の行事にさまざまなことを行って徹夜していたが、青面金剛はこの三尸の虫を喰ってしまうので、
いつの頃からか、庚申待ちには、この青面金剛を本尊として拝むようになり、庚申イコール青面金剛となった。
また、この日、睡眠をささげて、一晩一心に願い続ければ如何なる願いも叶うとされている。

当山では、毎庚申日を御縁日としてご参詣の人々が絶えません。
庚申護摩供(午前11時・午後3時)やコンニャク封じ祈祷(随時)が行われ、御祈願を受け付けております。
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庚申御縁日は、ご参拝の皆様に厄除けコンニャク焚きのご接待を行っております。
猿形に抜いたコンニャクを3個、北を向いて無言で食べれば、無病息災と伝えられております。

■【庚申待ち】
当山では庚申日の朝から翌朝まで庚申待ちを行います。

■【代待灯明】
本来徹夜をしてお願い事の成就を祈るのが庚申待ちのルールですが、
徹夜できないあなたために、一晩中灯明を点してお供えします。
お願い事やイラストなど、御自由にお書きいただけます。
くくり猿について
――― くくり猿は“心”をコントロールするアイテム! ―――

くくり猿はまさに、お猿さんが手足をくくられて動けない姿をあらわしています。
お猿さんは人間に近い動物といわれていますが、所詮は動物、欲のままに行動します。
動物園に行けば、お猿さんは欲のまま走り回っていますね。
この姿を人間の中にある、欲望に喩えてあり、人間の中にある「欲望」が動かないように、
庚申さんによってくくりつけられているのです。
くくり猿に願い事を託して、それを叶える秘訣は、欲を一つ我慢することです。

皆さんが願われたことを叶えようと努力しようとするとき、欲望のこころが動いて、
それを妨げようとする、それをくくりつけ、庚申さんにうまくコントロールしてもらうためです。
ですから、ご自身の中でお猿さんが走り回るようにこの欲の心が動き出し、悪いことをしたり、
努力を怠りそうなときたら、庚申さんの怖い顔を思い出して、「罰が当たる」と自身を戒め、
くくり猿のように欲望のこころをコントロールしてください。
良い行いをしていれば、くくり猿も庚申のお使いとして、皆さんを助けてくれることでしょう。
欲望がおっこたら、、合掌して、庚申さんを念じて真言を唱えてください

【おん でいば やきしゃ ばんた ばんた かかかか そわか】

願いが叶いましたら、庚申堂へお送りください。撥遣(念を抜く)しお焚きあげいたします。 
新しいくくり猿は現金書留でも受付けております

くくり猿は一つ一つ、真心をこめて手造りされます。
くくり猿の体内には御本尊青面金剛の御札が納められ、開眼の秘法によって魂が込められております。
単なる土産物では無く、庚申尊の御分霊の入った『御守』です。
都合により参拝できない場合は現金書留でもお受けしております。

八坂庚申堂の基本情報

スポット名 八坂庚申堂
TEL 075-541-2565
FAX 075-541-2565
住所 〒605-0828
京都府京都市東山区金園町390
営業日
拝観時間:
9:00~17:00
年中無休:
-
HP http://www.geocities.jp/yasakakousinndou/

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