1940年。海外からの帰国生が学ぶ場として、啓明学園は生まれました。
言語や文化の異なる者が互いを知り、認め、その中で自己を確立する。
現代における「グローバル社会」の姿が、すでにそこにあったのです。
現在も、生徒の4割が海外生活経験者。休み時間も当たり前のように外国語が飛び交います。
自ずとグローバルな視野が身につくその環境を、最大限に活かしていく。それが啓明学園のグローバルだと考えます。

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╋■┛　心の教育
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学園の標語にある「正直・純潔・無私・敬愛」は、キリストの教えに基づくもの。
「自己肯定」「命への感謝」「真の平和」「共生」をそれぞれ学ぶことで、「神を愛し、人を愛す」
という大きなテーマに導きます。
啓明学園はキリストの教えを教育のベースにおいていますが、宣教を本来の使命とするミッション校ではなく、
生徒たちにキリスト教を信仰するよう求めることもありません。
ただ、「一人ひとりがそのまま受け入れられ、大切にされて、世界にひとりしかいない自分に誇りを持って成長していく」という考えは、目指すべき学校の姿です。毎朝、賛美歌を歌い、聖書の一節を読む時間を設けています。大切な時間です。

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╋■┛　学園の理念
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広い視野のもと、豊かな人間性と独自の見識を持ち、世界を心に入れた人を育てる。

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╋■┛　教育方針
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○ 世界市民として必要十分な資質を持つひとを育てる
○ 個性・可能性を最大限に伸ばす
○ 主体性・自主性を持たせる
○ 「正直・純潔・無私・敬愛」キリストの教えに基づく全人教育

☆∴..《 中高一貫教育 》.∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..☆
6年間の長期的な教育プログラムによって生まれたゆとりを“先”へ進むためではなく、
より“深く”理解するために使う。それが啓明学園の6年一貫カリキュラムの基本的な考え方です。
中学校では調べ学習や実験を豊富に取り入れながら、すべての教科で独自の工夫を盛り込んだ授業を展開し、
さまざまな体験を通して基礎学力の定着を図っています。
高校ではその基礎のもとに、自分の学びたいことや卒業後の進路に合わせて学習を行っていきます。

【ステージ1　中学1年・中学2年】
■学習～基礎確立期～
基礎学力を身につけ、勉強や調べ学習の方法を覚えていきます。また、家庭学習を定着させるよう指導します。
英語は全学年で習熟度別のクラス編成を導入しています。

■キャリアプランニング～自分自身を知る～
将来の進路実現に向けて礎を築くときです。集団の中での自分の役割を考えるとともに、
職場訪問などの取り組みを通して、職場を知り、社会におけるルール・マナーについて学びます。

【ステージ2　中学3年・高校1年】
■学習～学力伸長期～
身につけた基礎力を定着させ、伸ばしていく時期です。
様々な文章に触れ、実践的な学習を行い、自ら考える力を養っていきます。
より幅広い視野で出来事をとらえ、社会に目をむけるための様々な取り組みを行います。
また、数学は習熟度別のクラス編成を行い、数学的な概念の習得と理解の向上を図っています。

■キャリアプランニング～自分の夢を描く～
中学の学習や学校生活にも慣れ、高校卒業後の進路もまだボンヤリしている頃です。
将来の進路を進学先だけではなく、将来就きたい職業も視野に入れ考えていく2年間です。

【ステージ3　高校2年・高校3年】
■学習～自己発展期～
自らの進路に向けて社会的思考力を養い、自己実現を目指します。
文系と理系に分かれて、専門分野の学習を深め、各々の進路に応じた知識を身につけていきます。
また大学受験に必要な小論文や自己推薦文などの個別指導も必要に応じて行っていきます。

■キャリアプランニング～自分の進路を実現する～
今までのStageで積み重ねてきたことをベースに、一人ひとりが自分の興味・関心・適正などを活かす進路を考えます。
高校2年生では研究し、高校3年生ではそれぞれの進路に向けた指導が行われます。

☆∴..《 少人数教育について 》.∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..☆
先生たちは常に情報を共有しながら、一人ひとりの生徒を様々な角度から見守り、応援します。
それでも、学校の取り組みだけでは足りません。積極的にご家庭と連絡を取り、
揺れ動く時期の生徒たちを一緒に支えることも、創立以来変わらぬ啓明学園のスタンスです。