私は大阪大学歯学部を卒業後、24年間母校の歯学部・大学院歯学研究科・歯学部附属病院でむし歯と歯周病を中心とした診療や学生研修医の教育むし歯の除去や歯と詰物との接着についての研究活動を行って参りましたが、このたび生まれ育った京都市中京区西ノ京伯楽町で、これまでの経験を生かして地域医療に貢献したいと考え、歯科医院を開設させていただきました。

歯科の2大疾患であるむし歯と歯周病は、いずれも口の中に生息する細菌による生活習慣病ですが、その原因となる細菌を口の中から完全に除くことは不可能です。このため、そうした細菌が歯の周囲に長期間歯垢（デンタルプラーク）としてたまることを防ぎ、その量をコントロールする必要があります（プラークコントロール）。

当院では、お体全体の状態を背景に歯を中心とした口の中を的確に診断し、十分な説明を行った上で、世界的な潮流となっております歯をなるべく削らずに長期保存を目指す治療や、予防処置と定期検診によるプラークコントロールを行って参ります（Minimal Intervention Dentistry）。
またその実践にあたっては、これまでの研究成果による根拠に基づいた歯科治療（Evidence Based Dentistry）や定期検診によるプラークコントロールの重要性を地域の皆様方にご理解いただく活動にも重点をおきたいと考えております。

当院では、上記のような大学病院を中心に培って参りました知識と経験を十分に生かしながら、患者様目線を大切にした安全で快適な歯科診療を地域の皆様方に提供して参ります。


　院長　岩見 行晃
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