＼長野県 松本市・安曇野市・塩尻市近郊にお住まいの皆さまへ／

大学を卒業後、地元の金融機関で営業をさせていただきました。私がちょうど28歳のある日、父である現会長が大型トラックに前後で挟まれるという交通事故をきっかけに、家業である塗装業を志すことを決意しました。しかし、父は私が家業を継ぐことを許してはくれませんでした。それは、景気の先行き不安と、常に気を張りっぱなしの会社経営であり、私にはその苦労に耐えられないとの判断からだと思いました。そこで、金融機関で働きながら、休日は家業を手伝い、父にやる気を見せることで、なんとか認めてもらおうと頑張りました。

半年後にようやく許しを得ることができましたが、自社へ入る前に他人様の飯を食ってこいということで、埼玉県の大きな塗装業者に２年間丁稚奉公に出かけました。
ちょうど、二女が誕生したばかりで、単身での勤務となるため、妻にはたいへん苦労をかけました。

2年後、自社へ戻り工事部や営業部を歴任し現在に至ります。業界は11年目になりますが、数々の苦労や経験から技術者としての実績を向上させ、平成16年には長野県知事より優良工事技術者表彰を受賞、そして、平成２１年度には国土交通省関東地方整備局長より優良技術者表彰を受賞しました。これらの受賞に恥じることなく、さらに技術の道を極め、お客様の建物の守り人として活躍していきたいと考えます。

株式会社ダイソー
代表取締役　大出 寿文