その志は、ずっと変わっていません。
もっともっとお年寄りの皆さんに、生きることを楽しんでもらいたい。
おばあちゃんがヒロインに、おじいちゃんがヒーローになれる場にしたい。
ご家族とおじいちゃんやおばあちゃん、そして職員が、おじいちゃんやおばあちゃんのこれまでの人生を語り合える場にしたい。
その人生を皆で語り合って、学び、生きることを楽しむ場にしたい。
そして「ありがとう、さようなら、また逢う日まで」と言葉を交わし、互いを称える場にしたい。
その思いで、私たちは東雲の丘という家(おうち)を、今もこれからもずっと、築き続けていきたいのです。

サグラダファミリア、カラコルム、アンコールワット...世界には数々の遺産があります。それらの世界遺産は私たちにとって、とても大切なものです。同じように、お年寄りは私たちに残された「遺産」です。世界遺産が大切なものであるように、私たちに残された大切な存在、私たちに託された宝、私たちが引き継いでいく遺産なのです。だから私たちの施設の名称には、世界遺産の名前がついているのです。
完成に向けて長い長い時をつむぐサグラダファミリアのように、日々理想に向かって最善を尽くそうと歩んでいます。