菓子製造を通じて砂糖に精通し半世紀。造粒技術を駆使して開発した直径1mmの中にも立派な角がある「世界一小っちゃな金平糖」や、固結しにくい「ノンロック粉糖」というグラニュー糖単体で長期間、流動性をもつ画期的な粉糖を開発・製造。
確かな技術力と絶えまない向上心とともに、さらに新しい視点から、お菓子の新たな売り場づくりをめざした商品開発にもチャレンジしていきます。

【業務内容】
1．菓子製造業（八尾工場）
2．菓子包装加工業（堺おやつスタジオ）
3．観光サービス業（ミュージアム事業）
4．菓子小売業

「こんぺいとう」は,砂糖菓子のひとつでその名の由来はポルトガル語の「Confeito」(コンフェイト)からきている。
1543年種子島にメンデス・ピントが漂着し以来ポルトガル船があいついで来航することになる。船から荷降ろしされるきらびやかな箱の中には、鉄砲・時計・望遠鏡・眼鏡などにまじって、南蛮菓子があった。中でも人目を引いたのが「ビ-ドロ壷」の中でキラキラ輝「コンフェイト」であった。
耶蘇教布教師のフロイスは、1569年に布教許可を願って織田信長に土産物を献上した。その中にガラス瓶に入ったコンフェイトがあったといわれている。