弊社は昭和５９年１０月設立以来、お客様のお引き立てのもと、数多くの測量業務及びコンサルタント業務を行ってまいりました。
　この間に蓄積された豊富な業務実績と多年の経験を積んだ技術力をもとに、お客様を満足させるべく社員一同いっそう励んでおります。
　昨今における社会のＩＴ化は目覚しく、特に測量業界においては公共測量における測量成果を地理情報システム（ＧＩＳ）上で活用するための「地理空間情報活用推進基本法」が成立し、「公共測量作業規定の準則」も改正され、測量成果に対する益々の信頼性が求められるようになってきています。
　また、国土交通省の推奨するi-Constructionにいちはやく対応するために弊社では測量におけるICT技術を導入・活用し、ドローンによる空撮測量・地上レーザスキャナーによる３次元計測など最先端の測量技術を積極的に取り入れ、その技術・ノウハウを日々向上・蓄積させております。
　弊社はこれからも社会発展の一助となるため、またお客様のご要望にお応えするため、社員一同誠心誠意ご期待にそいますよう努力し続ける所存でございますので、多少にかかわらず、ご用命を賜りたくお願い申し上げます。

■基準点測量
基準点測量とは測量の基本であり、ある既知点に基づき新たな基準点を設置し、その座標値を求める為の測量です。
■水準測量
２点以上の地点の標高差を求める為の測量です。
レベルと呼ばれる測量器と標尺（スタッフ）を用いて観測します。
■地形測量
土地の起伏の状況や、自然物及び人工物の位置と形状を測定し、地形図を作製することを目的とした測量です。
現在ではアリダードを用いた平板測量ではなく、ＴＳやＧＰＳを用いた数値地形測量が一般的となっています。
■用地測量
土地及び用地境界（個人や管地等の筆界）について調査し、用地取得等に必要な資料及び図面等を作成する測量をいいいます。
土地の地権者等と立会いを行い、確定した用地境界を観測します。
■路線測量
道路・鉄道などの交通路や河川・用排水路・上下水道などの水路を計画・設計するための調査や測量をいいます。
■流量観測
河川計画の策定や、洪水予報のための基礎資料として河川の流量を計測します。通常何年にも渡り継続観測します。

■道路設計
住民が安心・安全に交通できるよう道路の幅員を拡張したり、渋滞の緩和などを目的として新たに道路を作るための設計等を行います。

■下水道管渠設計
家庭で使用した汚水を流す為の管渠の設計を行います。
下水道は基本的に自然流下のため、整備計画区域全体の土地の標高を測量し、地下何ｍに管を埋設すれば自然に流れるかを計算し、設計を行います。

■宅地開発設計
建築物を立てる際に土地の区画変更や、造成工事などの開発行為を行う場合の測量や設計、各種申請を補助いたします。

GIS（Geographic Information System ；地理情報システム）とは、位置に関する様々な情報を持ったデータを加工／管理したり、地図の作成や高度な分析などを行うシステム技術の総称です。複数のデータを地図上で重ね合わせ、視覚的に判読しやすい状態で表示できるため、分析結果の判断や管理もしやすくなります。

そのため、GISは非常に幅広い用途に使われています。たとえば、道路、水道、電気、ガスなどの社会インフラを管理しているのもGISですし、土地・建物の不動産情報や施工管理、店舗の出店計画や顧客管理などのエリアマーケティング、災害時を想定した防災計画にもGISが使われています。