アマビキカンノン

雨引観音

坂東第二十四番札所
寺院
  • 仏教寺院
エリア
茨城県桜川市
最寄り駅
JR東日本水戸線 岩瀬駅 から車で12分
桜川市役所から車で13分
車で桜川筑西I.C.より12分
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―雨引観音について―
雨引観音は雨引山楽法寺と申し、用明天皇2年(587年)梁の国人の法輪独守居士によって開かれた、厄除延命安産子育の霊験あらたかな延命観世音菩薩(国指定重要文化財)を本尊佛として、おまつり申し上げる坂東観音霊場第二十四番札所の名刹である。
―雨引観音のご利益―
山全体がご利益の霊力に溢れている「雨引観音」は、以下のご利益があります。

1.安産・子育の霊験
 ご本尊 -延命観世音菩薩- の御誓願は、ひとびとの病気を癒し、延命長寿を与えたまう息災延命の本願に住し玉いますので、安産子育・やくよけ延命の祈願の効験、ことにあらたかであるといわれております。
 第四十五代聖武天皇さまおよび光明皇后さまは宸翰を寄せられて、皇后さまのご安産をご祈念なされ、お子さまご誕生の後には、お子さまの無事ご成長をご祈念なされて、皇后さま御自ら紺紙に金泥をもって、法華経を書写して当山に奉納あらせられた。

2.息災延命と開運の利益
 鎌倉時代のこと、建長4年(1252)京都より下向して鎌倉幕府の将軍職に就任した宗尊親王さまは、あつく当山観世音をご信仰なされ、仏師康慶に命じて当山延命観世音菩薩の尊像を模して、そっくりの御前立観音を謹刻せしめて、当山にご奉納なされた。
 建武2年(1335)12月、足利尊氏公は当山に316貫文の封を寄せて安泰を祈念している。
 この故に当山では足利尊氏公を鎮守とあおぎ境内に御所明神として祠っている。

3.江戸の豪商紀伊国屋と商売繁盛
 雨水は万物を育てるというところから、明歴3年(1653)江戸の商人紀伊国屋文左衛門は、当山に松を植えて商売繁昌を祈願したので、一躍商売繁昌のみ寺として江戸の商人の間に有名になった。
 (文左衛門の植えた松の木は、宝生の松といわれて現存している。)
―年中行事―
【マダラ鬼神祭】
マ ダラ鬼神とは、漢にては摩多羅の字をあてるも、その源流は、印度の外金剛部の神にして、観世音菩薩の主宰し玉う『補陀洛浄土』の守護神である。
 当山開創の砌、法輪独守居士は、延命観世音菩薩を捧持して東支那海を渡航したとき、風波にわかに荒く、大船正に海中に没せんばかりであったが、法輪独守居士の『観音の称号』をとなえ奉る声に応じて摩多羅神現れ玉い、船のへさきに立って波を静め航路を開いたと伝えられている。

【万霊総供養】
 万霊総供養大法要とは、先祖の各霊や水子の霊をご供養申し上げる大法要で、毎年8月13日午前11時に厳修されます。法要終了後、「お塔婆」は当山「仏の山」に建立していただきます。
 どなたでも自由に参加できますので、供養したい先祖や水子がある方はお申し込み下さい。
 ご供養料は3,000円又は5,000円です。7月に入りましたら窓口での予約受付を開始いたします、また当日午前11時まででしたら当日受付も可能です。(出席できない方のお塔婆は、こちらで建立させていただきます)

雨引観音の基本情報

スポット名 雨引観音
TEL 0296-58-5009
FAX 0296-58-5852
住所 〒309-1231
茨城県桜川市本木1
営業日
拝観時間:
8:30~17:00
年中無休:
-
HP http://www.amabiki.or.jp/
駐車場 あり
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