私たちは、ご利用者様が「これからの人生をどう過ごしたいか」を追い求めていきます。

これまでの生い立ちや環境から形成された、「その人らしさ」に寄り添い、自己を発揮できる過ごし方を、お手伝いさせていただきます。
地域包括ケアにおいて、ICFが掲げる「心身機能の維持向上」のみならず、「活動」と「参加」を促進するリハビリテーションが求められています。
たとえ病気や障害があっても、一人ひとり自らの役割（大小関係なく）を全うし、主体性を発揮して欲しい。
そして自分らしく生きて欲しい。

私たちは、そんな生活の獲得に向けて、職員一同ともに歩んでまいります。

そのために、ソーシャルワークを通して、これまでの人生の過ごし方を丁寧に汲み取り家庭や地域で「その人らしく活躍できる場所」を考え、心に寄り添った支援を通して、安心感と共に歩む心強さを提供させていただきます。
ラヴィ富沢は、住み慣れた街・住み慣れた家で愛する家族と共にいつまでも自分らしく過ごせる、そんな地域作りを共に創造していきたいという強い思いがあります。

(1)本人とともに、潜在的ニーズを汲み取り具体的な目標を作ることが大切
生活相談員が利用者様のこれまでの人生・これからの願い・過ごし方を丁寧にアセスメント
→各専門職で現状を評価、話し合い、利用者様の目標達成に向けての個別機能訓練計画を作成
→目標達成のため、定期的な評価をしながら専門職とのリハビリ開始
→目標達成

(2)本人の能動的行動を尊重し、過剰な介護は控え、目標への前進を賞賛する
a.社会の中で活躍できる居場所作り
b.家庭の中での役割の再獲得
⇔達成感・主体性・「その人らしさ」

単に、『筋力アップ』、『可動域の拡大』といった目的のリハビリにとどまらず、「それは何のために？」→「こういうことをしたいから！」という具体的な目標をアセスメントから探し出し、それに向かってリハビリメニューを専門職が提案計画、実現まで共に歩んで行きます。

【生活期リハビリの目標例】
■旅行：電車やバスを使って遠出をしたい
■買い物：近所のスーパーへ一人で買物が出来るようになりたい
■習い事：もう一度習い事を始めたい
■トイレ：トイレを一人で行きたい
■団欒：ベッド上ではなく家族みんなでテーブルを囲みたい
■自分の足で歩く：車いすを使わずに生活がしたい
■料理：麻痺があっても、週に1回くらいは妻の代わりに料理を振る舞いたい
■郵便・はがき：近くのポスト・郵便局へ一人で投函したい
■地域の役に立ちたい：地域の広報誌配布など
■その他：ホットプレートを使った料理作りや、洗濯一連動作等

目標は個別で多種多様です。
個別の生活期における作業療法、機能訓練を行います。

病気や障害があっても諦めないでください。
ラヴィ富沢は「今このカラダで何ができるか」を考え、「自分らしく生きる」ことを応援します。
ありのままの自分を大切にこれからの過ごし方を考えていきませんか？