当院は、地元足柄地域の健康への貢献を理念として2005年に開業しました
　一般的な鍼灸治療やマッサージの他、がん手術の後遺症として発症する「リンパ浮腫」の治療に取り組んでいます。
　当院では、医療的リンパマッサージによる「むくみ」の治療を受けることができます。

≪鍼灸治療について≫
鍼灸治療は「身体に鍼を刺す」「艾を皮膚で燃やす」という、一見野蛮にみえる行為から、オカルト的な治療法と見られる事があります。
現在、WHO(世界保健機関）をはじめとする世界の公的機関で鍼灸の適応となる様々な疾患を挙げておりますが、日本の臨床で多く見られる疾患は、おおよそ下記の通りとなります。

■頭痛　　■腰痛　　■肩こり
■五十肩　■寝違え　■ギックリ腰
■膝痛　　■肘痛　　■神経痛
■不眠　　■眼精疲労■便秘
■下痢　　■腹痛　　■運動痛
■生理痛　■月経異常■逆子
■胃弱　　■食欲不振■十二指腸潰瘍
■胃潰瘍　■胸焼け　■冷え症
■むくみ　■疲労倦怠■リラクゼーション
■関節拘縮■不定愁訴■脳卒中後遺症　…等々

≪マッサージについて≫
【あん摩】
　中国の「導引按きょう」が西暦285年に日本に伝わり、「あん摩」として日本国内で伝えられた。
【マッサージ】
　西洋でおこなわれていたマッサージのうち、明治20年にフランス式マッサージが輸入された事が日本におけるマッサージの始まり。
　「あん摩」「指圧」と異なり、滑剤(オイルやパウダー）を用いて素肌に施術をおこなう。
【指圧】
　明治期に入り、従来日本でおこなわれていた手技療法（あん摩・活法・整体等）に、海外の手技療法を取り込み、日本独自の体系を作り上げたものが指圧。

リンパ浮腫は、リンパ系がうまく働かずリンパ液が体内組織に溜まる病気です。
　原因として、リンパ系がうまく作られない体質によるもの（原発性リンパ浮腫） と、手術やケガ、病気、寄生虫などにより、リンパ系が閉じてしまったり狭くなる 事により発症するもの（続発性リンパ浮腫）に分けられます。

【治療内容】
　複合的理学療法の治療内容は、下記の要素で構成されています。
　・スキンケア
　・医療徒手リンパドレナージ（＝リンパ排液法＝リンパマッサージ）
　・圧迫療法（弾性着衣・弾性包帯による）
　・運動療法

【治療の流れ】
　当院における治療の流れは、下記の通りとなります。
　なお、治療には、かかりつけ医の「診療情報提供書」が必要となります。
（用紙は当院で用意してありますので、お問い合わせ下さい。）
　1．初回（120分～240分）
　　　・問診・病状説明・治療内容説明・計測・撮影・セルフケア指導・治療
　　　　　※初回の場合、治療をおこなわない場合があります。
　2．２回目以降（1足で60分～90分）
　　　・計測・評価・治療