新興国の成長や世界的な広がりをみせるIoTの進展など、時代の変化は予測を上回る速さで進行しております。技術革新に迅速に対応し、グローバル企業として成長していくために、FUJIグループは自動化技術の裾野を広げ、ロボットカンパニーとしての確固たる地位を築いてまいります。

　また、多様化かつ高度化するお客様のご要望にお応えし、お客様に感動を与えられる商品・サービスを提供するために、既存の事業を強化するだけでなく、産学連携や協力企業との技術提携等も活用しながら、新たな事業の柱の創出にも努めてまいります。

　私たちは、企業活動を通じて環境や社会に貢献し、社会と調和のとれた持続可能な発展を目指す所存でございます。今後とも、みなさまのご指導とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

【社是・社訓】
“　我々は需要家の信頼に応え
　　たゆまぬ研究開発に努め
　　最高の技術を提供する　　”

株式会社ＦＵＪＩは1959年の創業以来、社是・社訓の精神のもと、幾多の試練を乗り越え、みなさまとともに歩んでまいりました。

【コーポレートビジョン】
デジタル革命を先取りした次世代型商品の開発 ならびに生産・販売革新により 業界No.１ブランドを築く

【コーポレートメッセージ】
「innovative spirit」は当社の想いを強く宣言する言葉です。
すべてのはじまりは「innovative spirit」、これまでの歴史が生み出した数々の革新的技術、創造へ挑戦し続ける精神を礎に、
ものづくりを通して世界の人々に豊かな社会と夢を提供します。

【ロゴマークへの想い】
ＦＵＪＩのブランドマークとロゴのデザインは、ＦＵＪＩの革新と創造の歴史に、先進性や躍動感を加え、未来への進化を表現しています。
カラーは、グローバルに繋がる海と空、未来を切り拓く先進性を象徴する洗練されたＦＵＪＩブルーを配色しています。
ブランドマークは、ロゴの「Ｆ」と「Ｊ」のモノグラム（組み合わせ）となっており、人と人とのつながりや信頼で結ばれた強い絆を表現しています。
グラデーションは変化、広がり、成長、発展を表現しています。
そして、ロゴの力強い太い書体は、革新へ挑戦し続けてきた伝統、安定感、信頼感を表現しています。

■電子部品実装ロボット
FUJIの電子部品実装ロボットは、業界で初めて画像認識機能を採用するなど、常に最先端の技術で業界をリードしてきました。

■工作機械
ＦＵＪＩではNC旋盤を中心とした工作機械を製造しており、特に自動車部品をはじめとした量産部品の高精度・高速加工を実現する豊富な製品を揃えています。

■小型多関節ロボット
ＦＵＪＩは、長年磨き続けてきたSMTの実装ロボットの技術を多関節ロボットに応用することで、どなたでも手軽に自動化を行える環境を提供し、自動化の導入をお手伝いします。

■移乗サポートロボット
ＦＵＪＩは電子部品実装ロボットなどで培った技術を用い、介護分野でも活躍しています。移乗サポートロボットは、介護現場の中でも身体負担の大きい、ベッドから車椅子、車椅子からお手洗いへの乗り移りといった移乗動作をサポートします。

■大気圧プラズマユニット
世界最高水準の高密度ラジカルを生成することができるＦＵＪＩのTough Plasma は、大気圧プラズマユニットとしては、プラズマガス温度が非常に低いことが特徴。

■パブリックストッカシステム
パブリックストッカシステム「Quist」（クイスト）は、「どこでも」「誰でも」簡単・スマートに配達、受取できる「しくみ」の構築が可能で、流通・物流業界のラストワンマイル問題の解決ツールとしてもご利用いただけます。

■電子デバイスプリンター
「3Dプリンター」「回路印刷」「部品実装」の３つの機能を複合した装置、『電子デバイスプリンター　FPM-Trinity』の試作サービスを行っています。

■受託加工
当社の機械加工部門は工作機械や電子部品実装ロボットの主要部品を製作しておりＦＵＪＩ製品の品質を支えております。自社製品のみならず受託加工もしております。

■地域貢献事業 THANK
東海道五十三次の39番目の宿場町である池鯉鮒宿。その場所に、株式会社ＦＵＪＩが運営する複合施設「THANK」（サンク）があります。歴史ある東海道の町並みに寄り添いながら、地域社会との交流の場を築いていく、それが「THANK」に対する私たちの思いです。