私共は濃尾平野の扇状地に広がる古き良き城下町に本店を構えます。現在は文化施設などを訪れる大勢の観光客で賑わっています。ただどの地域でも同様の悩みを抱えているように、古い町並みがシャッターどうりになりつつある事も事実です。そんな中、町を愛する老若男女によって古い商家を利用して、新たな町おこしが行われつつあるのもたのしみなことです。古い伝統の中、茶道も盛んで多くの師匠さんとその指導を仰ぐお弟子さんがたに支えられ、お菓子の製造に携わっている毎日です。

「おこし」という言葉をご存知ですか？
原材料の分類上から由来しています。それは“おこし種”という言葉から来ており、その原料は糯米、粳米、粟、小麦などの穀類でこれを加工して異なった種が作られます。
「鮎おこし」の“おこし種”は糯米を乾燥させて細かく砕いたものを煎って焦がしたものです。
こちらの商品は通年商品ですが稚鮎の放流から産卵するころは時節柄多く選ばれます。

【個数】　【金額】
１つ　　　１５０円
１０個入　１６００円
２０個入　３２００円

　和菓子の歴史は古く、弥生時代にまでさかのぼります。その後、室町時代には喫茶が盛んになり、甘い茶菓子がよろこばれるようになりました。製菓技術が急速に発達したのもこのころです。

　様々な渡来菓子の影響を受けながらも、日本独自の文化や伝統の中で育まれてきたのが今日の和菓子なのです。和菓子は健康的な食べものです。使用される豆類や穀類、いも、寒天はどれも自然の恵み。植物性たんぱく質や食物繊維が豊富に含まれていて、身体にいいのです。

　四季折々の食べものや植物を模したものが多い和菓子は、今も昔とかわらず季節の訪れを皆様にお伝えしています。和菓子で古きよき日本の季節を味わって頂けましたら幸いです。