尾崎鐵工は鉄、ステンレスの熱間鍛造品の製造を行っております。
金型設計・製作から熱間型鍛造まで行い、熱処理、ショット、ステンレスの酸洗、寸法・外観検査をして出荷します。
主に化学プラント、建機、産業機械、半導体製造装置・バイオ関連、船舶部品など各種制御機器や設備関連の鍛造品を製造しています。
少ロット、試作を得意とし、高品質と短納期でお客様の期待にお応えいたします。

鍛造（たんぞう）とは金属加工の塑性加工法の一種で、金属をハンマー等で叩いて圧力を加え、結晶を微細化、結晶の方向を整える事で強度を高めると共に目的の形状に成形します。
鍛造の歴史は古く、日本でも刀工が日本刀など刃物や火縄銃の銃身の製造技法として用いており、刃物の品質を向上させる努力に伴って技法が発展してきました。

型鍛造は鍛造機械に形状を彫刻した上下一組の金型を取付け、加熱した材料を金型上に置き、打撃加工する方法です。
寸法精度が高く、量産、複雑な形状の加工を効率よく行うことが出来ます。
「エアースタンプハンマ」はコンプレッサーからの圧縮空気を利用して、シリンダーからピストンに連結されたラム（上型）を上下して行なう型鍛造の機械です。

【鍛造品の特徴】
■最終段階に近い形状で成形され、切削行程が省略または節減できるため、材料の節約になる。
■複雑な形状のものが量産でき、寸法のバラツキがない。
■組織が緻密になってメタルフローが得られ、機械的性質のバラツキが少ない。

■ステンレスの熱間鍛造品
プラント関連、半導体製造装置、バイオ、制御機器などのステンレス部品を少ロット、試作から鍛造します。
金型の設計・製作から行い、鍛造後、熱処理、酸洗をして出荷します。

■小物は50gから、最大35kgの熱間鍛造品
鉄の製品で最大35kgまでの熱間鍛造品を製造します。
発電所関連部品、各種プラント、建機、造船、産業機械部品など配管設備の部品に少量の大物から量産品まで幅広く対応します。

■鍛造品の機械加工
熱間鍛造した製品を機械加工して出荷します。
油圧配管部品をメインに少量品の機械加工を行っています。