上岩出内科・消化器内科は、和歌山県岩出市にて皆様方の「かかりつけ医」としてお役に立つべく平成17年11月に開院いたしました。

当初は内科医師と脳神経外科医師で診療しておりましたが、慢性期の疾患の管理はやはり内科医が責任をもって管理することで、疾患の早期発見および予防が効率的に実現できると実感した結果、内科専門医が2名で連携する現在の形態に至りました。

医学の進歩に伴い、医師に要求される知識や技術は膨大ではありますが、小林 透（日本内科学会認定総合内科専門医、日本肝臓学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器病学会専門医）と山原 邦浩（日本内科学会認定総合内科専門医、日本肝臓学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本消化器病学会専門医）の2人体制で診療させていただくことで、消化器疾患のみならず内科疾患全般を管理できる体制を構築することができました。

皆様の健康管理と疾病の早期発見、治療を責任をもって管理いたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

■内科
一般内科として風邪、扁桃腺炎、気管支炎、肺炎などの急性期疾患。
高脂血症、糖尿病、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病、喘息などの呼吸器疾患、高血圧、不整脈などの循環器疾患の診療を行っております。

■消化器内科
胃炎・腸炎・胃十二指腸潰瘍の内服治療をはじめ、腹痛や下痢・便秘を診ます。
肝臓や胆のう（胆石・胆のうポリープ）も、腹部超音波（腹部エコー）検査や血液検査で調べます。

■肝臓内科
最新の超音波機器により、肝臓の硬度測定や腫瘍性病変を造影エコーを用いて質的診断をすることができます。
ウィルス性肝炎については、抗ウィルス剤による治療や管理を行うことができます。

当院で行っている内視鏡検査は、胃カメラ（胃内視鏡検査）と大腸内視鏡検査があります。
胃カメラは食道・胃・十二指腸を観察し、がん・ポリープ・潰瘍・胃炎・ピロリ菌の有無などを診断します。
大腸内視鏡は大腸を観察し、大腸癌・大腸ポリープ・腸炎などを診断し、大腸ポリープ（がん）の手術も同時に行うことが可能です。


≪NBI内視鏡システム≫
NBIは、通常の内視鏡になかった特殊光を使い、粘膜の表面に現れない血管などの病変をくっきり映し出す画像診断技術です。
2つの短い波長の光（狭帯域光）を用いることで、細胞の異常などを発見しやすくなっています。
癌細胞は活発に増殖を繰り返し、栄養を運ぶために非常に細い血管を生成します。
そのため病巣には、正常時に見られない不整形な模様ができる特徴もあります。

当院で使用していますNBIでは、実際に消化器癌の栄養補給路となっている粘膜表 層の毛細血管や微細模様を強調表示できるため、今まで以上に食道・胃・大腸などの早期癌診断や治療が可能です。