デンソートリムは鈴鹿山脈の麓、自然豊かな菰野町にある自動車用部品メーカーです。

世界のデンソーグループの一員として、1990年に二輪車用製品の製造を開始しました。
その後、品質・コスト・納期にこだわりながらモノづくりを追求し、お客様の信頼を頂くことにより次々と事業を拡大し、今では四輪車用製品のエンジン制御製品や電子製品へも分野を広げて成長を続けています。
また二輪車用製品においては開発・設計から製造までの一貫体制を敷き、マザーとしてグローバルに設計・生産を展開し、活躍の場は三重県から世界へと拡がっています。

当社はこれからもモノづくりを通じ、｢社会から信頼・共感される企業をめざして｣努力し続けます。

取締役社長　山下洋一

◇ACジェネレータ
永久磁石を用いた、二輪車用発電機です。
ACジェネレータで発生させた電気でバッテリーを充電し、外周の突起とセンサにより発生した信号はECUに送り、エンジンの最適制御に貢献します。

◇アイドルストップ用スタータジェネレータ
ACジェネレータにスタータ機能を追加し、バッテリ充電と共にエンジン始動機能を持つ製品です。
アイドリングストップ付小型スクータ車両に搭載し、燃費向上に貢献します。

◇エンジンECU
点火時期、燃料噴射量を最適に制御する二輪車用電子制御装置です。
エンジンの高出力化、燃費向上、排気ガスのクリーン化に貢献します。

◇CDIアンプ
エンジン回転数に応じてエンジンの点火時期を適正に制御する二輪車用電子制御装置です。
燃費向上と排気ガスのクリーン化に貢献します。

◇AFS ECU
車体の傾きやステアリング舵角に応じてヘッドライトの光軸を上下左右に自動制御する電子制御装置です。
夜間走行の視認性を大幅に高めます。

◇電池監視ECU
ハイブリッド車の電池ユニットの電圧、電流、温度を監視する電子制御装置です。
HV-ECUに監視情報を伝えます。

◇O2センサ
排気ガス中の酸素(O2)濃度を検出するセンサです。
排気ガス中の酸素濃度により、コンピュータ(ECU)で最適なエンジン燃焼状態に制御し、排気ガスの低公害化を図ります。

◇クイックヒータ
自己温度制御特性を有したセラミック素子(PTC素子)が組み込まれたヒータです。
自動車用エアコンユニット内に搭載され、エンジン水温が低い状態でも車室内を素早く暖め、快適な空間を提供します。

◇ランプECU
LEDヘッドランプの点消灯制御と光軸制御を行なう電子制御装置です。
夜間走行の視認性を大幅に高め、省エネに貢献しています。

◇LDM
LEDヘッドランプの明るさを一定に制御する電子制御装置です。
夜間走行の視認性を確保し、省エネに貢献しています。

◇EGRTS
温度と相関のある抵抗値を示すセラミック素子が組込まれた温度センサです。
車の排気ガス中の窒素酸化物低減の為に、排気ガスの一部を吸気側へ再循環させるEGR(Exhaust　Gas　Recirculation)システムにおいて、再循環させた排気ガスの温度をモニターします。

◇クランクセンサ
エンジン回転数とクランクシャフトの角度位置を検出するセンサです。
エンジン制御ECUが最適な点火時期制御、燃料噴射量制御等を実施できる状態にします。