平成30年4月より創設されることとなった「介護医療院」は、長期的な医療と介護のニーズを併せ持つ高齢者の方を対象とし、「日常的な医学管理」や「看取りやターミナルケア」などの医療機能と、「生活施設」としての機能とを兼ね備えた施設です。

介護サービスは、65歳以上もしくは40歳以上で特定疾患などがあり、要介護認定を受けている人のみが受けられるものです。
また、介護医療院は「重篤な身体疾患を有する方や身体合併症を有する認知症高齢者の方等に長期療養等を行う」ことを目的としているため、要支援1・要支援2の高齢者が利用することはできません。

また、要介護1～5と判定されても必ず入居できるというものではなく、要介護度が高いほど介護医療院への報酬は高く、入居を受け入れられやすいと考えられます。

当院のリハビリテーション科は“地域に根ざしたリハビリテーションのご提供”を目標にしています。
入院から在宅へ、そして通院・訪問と患者様がご家庭に戻り、安心して生活を送れます様にお手伝いしていきます。

主な対象疾患は、脳血管障害・整形外科疾患・呼吸器疾患・内科疾患などです。
患者様の身体状態にあわせ、生活場面を常に想定しながら 実施しています。

さらに、訪問リハビリテーションを行い、退院後の在宅生活に不安のある方、介助量が増えてきたという方へのサポート、ご家族様への介助方法の指導などを行っています。
訪問リハビリテーションについては、かかりつけの病院や担当ケアマネージャーさん、または当院の訪問リハビリ担当者にご相談ください。

【当院訪問リハビリテーションに関するお問合せ】
◇TEL：0943-77-7251
◇担当：筑後川温泉病院リハビリテーション室　塚本・石松

関節疾患の多くは比較的にゆっくりと症状が進行する慢性型のため、“加齢”という理由で見過ごされてしまうこともあります。
しかしその結果、疾患の度合いが進んでしまうと、関節に強い痛みや熱が発生したり、あるいは歩く・座る・ 立つといった基本的な動作が制限されてしまう事態になりかねません。

人工膝関節置換術は、主に変形性膝関節症や関節リウマチなどの関節疾患によって傷んで変形した膝関節の表面を取り除いて、人工関節に置き換える手術です。

使用する人工関節は障害の程度によって異なります。
障害の程度が比較的軽い場合は骨の表面だけを削って置き換えますが、 膝関節の破壊が進み、障害が著しい場合には、すり減った骨を補充するために複雑な膝関節部品が必要になります。

詳しくは公式サイトをご覧ください。