『出雲國風土記』(733)に熊野大社、『延喜式神名帳』(927)に熊野坐神社と見え、日本火出初神社とも称され、古来杵築大社(出雲大社)と並びて出雲の國の大社と遇されました。
上古朝廷の御尊崇極めて篤く、仁壽元年(851)特に従三位を、貞観9年(867)）正二位の神階を
奉らせ給い、且つ殖産興業・招福縁結・厄除の大神として衆庶の信仰が深いです。
明治4年國幣中社、大正5年國幣大社に進列されました。
特に出雲大社宮司の襲職は当社から燧臼燧杵の神器を拝戴する事によって初まるのが、古来からの慣で今も奉仕されています。

―御本殿―
◇御祭神：神祖熊野大神櫛御気野命[かぶろぎくまののおおかみくしみけぬのみこと](素戔嗚尊[すさのおのみこと])

―稲田神社―
◇御祭神：櫛名田比売命[くしなだひめのみこと]/足名椎命[あしなづちのみこと]/手名椎命[てなづちのみこと]

―伊邪那美神社―
◇御祭神：伊邪那美命[いざなみのみこと]

―荒神社―
◇御祭神：素戔嗚尊[すさのおのみこと]

―稲荷神社―
◇御祭神：倉稲魂神[うがのみたまのかみ]

人の世の幸栄のムスビの大神様でありますスサノオノミコトとクシイナダヒメノミコトの御神前で結婚式をご奉仕いたします。
結婚式は新たな人生の門出であり、長い一生を互いに尊敬し合いながら平和な家庭を共につくりあげ、子孫が繁栄しますことを大神様の御前に硬く誓います。
大神様に結婚することを御報告する祝詞を奏上し、夫婦の誓いの辞を御神前で共に誓い、三三九度の杯でお互いの絆を深めます。
また、熊野大社の結婚式は伶人(楽師)による八雲楽(雅楽)がおごそかに流れる中でご奉仕いたします。
一生の記念といたしまして、日本古来から行われております厳かな御神前での結婚式を行っては如何でしょうか。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
ご披露宴は神社横の村営の「ゆうあい熊野館」をご利用いただけます。