7/10は『納豆の日』!健康、美容に効果的な食材として日本のみならず今や世界に注目されている「納豆」。今日はその納豆の効果的な食べ方や納豆の効能など納豆にまつわる豆知識を紹介します。これを読めばあなたも納豆博士の仲間入り!納豆嫌いの方も是非ご覧ください。
今回はそんな「納豆」の魅力をご紹介します。
『納豆の日』の由来
納豆嫌いが多いと言われる関西発だった!
『納豆の日』の由来は「関西納豆工業協同組合」が7/10を関西地域限定の記念日として定めた事をきっかけに、「全国納豆共同組合連合会」が全国的な記念日と定めたのがその由来。おそらく関西では七月を「なながつ」と呼ぶ方が多いので(*社内調べ)、「7/10」→「なながつとうか」→「なっとう」という語呂合わせから生まれたのではないかと思われます。それにしても納豆嫌いが多いと言われる関西発というのは意外ですね。でも最近は納豆好きな方も増えてきているとの事なので「関西納豆工業協同組合」さんのキャンペーンは成功したのかもしれませんね。
『納豆』の効能
『納豆』に含まれる栄養素とその効能
納豆を食べることで様々な美容や健康、アンチエイジングなどの効果・効能があると言われています。主な効果・効能をまとめてみました。
・心筋梗塞や脳梗塞などの血栓症を予防する酵素「ナットウキナーゼ」
納豆に含まれる酵素「ナットウキナーゼ」は、心筋梗塞や脳梗塞などの原因となる血栓を溶かすことで知られています。納豆を食べることで血液がサラサラになり血流も良くなるので新陳代謝の促進の効果も。海外でも研究がされている世界的に注目度の高い酵素です。
・アンチエイジングや長寿に効果のある奇跡の物質「ポリアミン」
納豆に含まれる物質「ポリアミン」は、人間の細胞内で作られる細胞分裂を促す物質です。出産直後の母乳に多く含まれていることからも、人の成長に関わる重要な物質であることが伺えますね。実はこの「ポリアミン」を作る能力は年を取るに連れて弱っていくようで、能力の減少に合わせて「老化」が始まると言われています。なので納豆を食べ「ポリアミン」を摂取し身体の細胞分裂を促すことでアンチエイジングに効果があるという訳です。
・免疫力をアップさせる「納豆菌」「レバン」「ポリグルタミン酸」
納豆に含まれる「納豆菌」「レバン」「ポリグルタミン酸」は免疫細胞を活発化させることで知られています。また、アトピーの治療には免疫力をアップさせる事で効果がある事が知られていますが、「妊娠中に毎日納豆を食べていた母親から生まれた子供は、食べていなかった母親から生まれた子供に比べ生後6か月でのアトピー性皮膚炎の発生率が3.5倍低かった」との研究結果も発表されていることからも免疫力アップに効果があることが伺えます。
・記憶力を高める「レシチン」
納豆に含まれる「レシチン」は、血中のコリン濃度を上げ、脳内で記憶や判断などの情報伝達物質「アセチルコリン」に変化します。この情報伝達物質「アセチルコリン」は、頭を使ったりストレスを感じると消費され頭の働きが鈍くなるといわれています。納豆を食べることで血中のコリン濃度を上げ学習能力を高める効果があるといわれています。
・強い骨を作る「ビタミンK」「カルシウム」「タンパク質」
納豆に含まれる「ビタミンK」は、骨にあるたんぱく質を活性化しカルシウムを骨に沈着させ骨の形成を促すことで知られています。女性に多い「骨粗しょう症」の原因は女性ホルモンの減少が原因といわれていますが、ホルモンバランスの正常化効果のある納豆は両面から「骨粗しょう症」に効果のある食べ物といえますね。
『納豆』の上手な食べ方
上手に食べて納豆パワーを引き出そう!
・寝る前に食べると効果的
就寝している間は水分を摂らないので血液が最もドロドロになりやすく血栓が一番出来やすい時間帯。血栓症の予防に効果のある納豆に含まれる酵素「ナットウキナーゼ」の効果は、食べてから10~12時間続くので就寝前に食べることで血栓症のリスクを減らすことが出来ます。併せて血流の流れも良くなるのでむくみの解消など効果もあります。また抗酸化作用で毒素が排出され疲労回復の効果も。さらにアンチエイジングやダイエットに効果のある就寝時に分泌される物質「成長ホルモン」を構成するたんぱく質を含んでいるなど、就寝前に摂取することで納豆の効能を効率よく摂取することが出来るようです。
・熱を加えない
納豆に含まれる酵素「ナットウキナーゼ」は、熱に弱いのが難点。火を加えた納豆チャーハンや納豆オムレツなどの料理はもちろん、熱々のご飯の上に載せるのも「ナットウキナーゼ」の効果を期待する方にはあまり良くないようです。納豆の効能を活かしてご飯と一緒に食べる場合は少しご飯を冷ましてからが良いみたいです。
・食べ過ぎない。
何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし」という事で、納豆も食べ過ぎは良くないようです。特に納豆に含まれる「大豆イソフラボン」は、適量であればホルモンバランス正常化の効果がありますが摂り過ぎてしまうと逆にホルモンバランスを乱してしまうとか。毎日摂取する場合の一日あたりのイソフラボンの摂取上限は1日75mgといわれていて、納豆1パック(45g)にはイソフラボンが約35㎎、同じく大豆が原料のヘルシー食材である豆腐1丁(300g)にはイソフラボンが約80mg含まれているといわれています。あくまでも毎日摂取した場合の上限とのことですが一緒に摂る時は量に気を付けてみたほうが良さそうですね。
『納豆』の豆知識まとめまとめ
以上、『【暮らし・生活】7/10は「納豆の日」!納豆の効能や効果的な食べ方など知って得する豆知識! #生活ナビタ』でした。
万能健康食品納豆の魅力が少しは伝わったでしょうか。自分も日ごろから納豆を食べるように心がけていたのですがこの記事を作成していく中でより有効に納豆を活用する方法を知ることが出来ました。妊娠中の友人や免疫が落ちて入院していた友人にこの記事と共に納豆の素晴らしさを伝えたいと思います。この記事を読んだ方からのSNS経由での感想やご意見をお待ちしております。