初夏のフルーツ「さくらんぼ」、代表的な品種と旬の時期は?
初夏のフルーツといえば、赤くプリッとした可愛らしい実をつけるさくらんぼ。甘酸っぱくてジューシーで、一度はお腹いっぱい食べてみたいフルーツの一つですよね。
さくらんぼ=(イコール)「佐藤錦」を連想される方も多いかと思いますが、実は、現在日本で栽培されているさくらんぼの品種は30種類以上あります。品種ごとの特徴や旬の時期もそれぞれ違います。
旬の時期はいつごろ?
今回は、さくらんぼの生産量全国トップの山形県に注目してみました。
ハウス栽培などで前後することもありますが、代表的な品種と旬の時期をまとめてみたいと思いますので、さくらんぼ狩りを計画している方は、ぜひ参考にして下さい。
品種別 特徴と旬の時期
代表的な品種
- ● 紅秀峰(べにしゅうほう)
大きさ:10g前後
特徴:甘みが強く酸味は控えめ。果肉が硬く日持ちが良い。
旬:6月上旬
- ● 山形美人(やまがたびじん)
大きさ:
特徴:「佐藤錦の枝変わり」と呼ばれている。甘みと酸味のバランスが良く、ジューシー。
旬:6月上旬
- ● 佐藤錦(さとうにしき)
大きさ:7g前後
特徴:甘みと酸味のバランス抜群。味の品質は国内最高級。
旬:6月中旬~7月初旬
- ● 紅ゆたか(べにゆたか)
大きさ:6~9g
特徴:糖度は20度以上で甘く、ジューシー。
旬:6月中旬
- ● 紅きらり(べにきらり)
大きさ:8~9g
特徴:糖度が高いがさっぱりとしている。ジューシー。
旬:6月下旬
- ● 南陽(なんよう)
大きさ:8~10g
特徴:肉質は緻密(ちみつ)で果汁が多い。さっぱりとした甘さ。
旬:6月下旬~7月下旬
- ● 高陽錦(こうようにしき)
大きさ:9~10g
特徴:甘酸適和で食味良好。濃厚な味わい。日持ちが良い。
旬:7月上旬
- ● 紅てまり(べにてまり)
大きさ:10g以上
特徴:糖度18~20%で食味濃厚。果肉が硬く日持ちが良い。
旬:7月上旬~7月中旬
ざっとまとめてみましたが、この他にもたくさんの品種があります。
天候や取り扱う農園によって旬の時期も異なりますので、ご注意下さい。
食べたい品種が見つかったら、その品種の旬の時期に合わせてお出かけを予定してみてくださいね。
プラスαを楽しみたい
山形県はさくらんぼ以外にも米沢牛やお蕎麦、玉こんにゃくなどの美味しい食べ物が豊富です。温泉王国としても有名なので、温泉でのんびり日頃の疲れをデトックスするのもオススメです。
ちょっと足を伸ばして・・・さくらんぼ狩りにプラスαを楽しんでみては?